ペパクラデザイナー3
ペパクラデザイナー2からの主な変更点
- 3Dモデルの元データが変更された場合に、その変更を編集中の展開図に反映できるようになりました([ファイル]-[3Dモデルの読み直し])。3Dモデルのデータファイルの変更を自動監視するオプションがあります。 具体的な操作の流れは次のようになります。
- 3DCGソフトウェアで3Dモデルを作成し、ファイルを保存する
- ペパクラデザイナーで上記のファイルを開き、展開図を作成し編集作業を行う(ペパクラデザイナーを終了させずに次の項目を行う)。
- 3DCGソフトウェアで、先ほどのファイルの一部を変形して、上書き保存する。
- 起動したままのペパクラデザイナーで、[ファイル]-[3Dモデルの読み直し]を実行し、更新した3Dモデルのファイルを選択する。
- そうすると、3DCGソフトウェアで行った変更がペパクラデザイナーで編集中の展開図に反映されます。
- ファイルフォーマットが変更されました。拡張子は同じですが、ペパクラデザイナー3で保存したファイルはペパクラデザイナー2では開けません。[ファイル]-[エクスポート]-[ペパクラデザイナー2形式]で旧バージョンのフォーマットで保存できます。
- 組み立て完成時に白い部分が目立たないようにテクスチャや面の色を輪郭からはみだして塗るオプションが追加されました。([展開図ウィンドウ]-[はみ出し塗りを行う])
- 取り消した直前の操作(Undoした操作)を、再度やり直せる(Redoできる)ようになりました。
- 面の数が数千を超えるようなデータの大きな展開図の編集操作が、より軽快に行えるようになりました。
- ガイドを表示し、ガイドにスナップするオプションが追加されました([展開図ウィンドウ]-[ガイドの表示])。ガイドは緑色で表示され、マウスドラッグで移動できます。
- 対応関係の確認時にパーツ一覧を表示するようにしました。パーツ単位での表示切り替え、パーツ名の画面表示が行えます([展開図ウィンドウ]-[パーツ名を表示する])。
- のりしろの編集のインタフェースが刷新されました。複数ののりしろを領域で選択して、一括処理できるようになりました。
- [ファイル]メニューに[作者情報]の項目を追加し、作者名とコメントを入力できるようになりました。(ペパクラデザイナー2のファイルフォーマットでは保存されません。)
- 編集禁止モードでの出力が「ファイル」-「エクスポート」に移動しました。解除不能モードで保存できるオプション、開いたときに作者名とコメントを表示するオプションが追加されました。
その他の細かい変更点は以下のとおりです
画面表示
背景がグラデーション表示になりました。グラデーションの色は[設定]-[各種設定]-[表示色]で指定できます。
展開図作成後の切開部の強調表示の程度を調整できるようになりました([3Dモデルウィンドウ]-[描画設定])。
3Dモデルの表示方法に紙で作ったように表示する「擬似陰影」モードが追加されました([3Dモデルウィンドウ]-[描画設定])。
「3Dモデルウィンドウ」を右クリックして表示されるポップアップメニューが追加されました。
3Dモデル表示の回転中心および視野角を変更できるようになりました([3Dモデルウィンドウ]-[描画設定])。
ファイル関係
- ファイルの「上書き保存」を行うときに、過去のファイルに連番をつけて自動保存するオプションが追加されました([設定]-[各種設定]-[その他])。このオプションをオンにして上書き保存([Ctrl]+[S])すると、以前の内容が(ファイル名)_(連番).pdoという名前のファイルにバックアップされます。
- 展開図をファイル出力するときのパラメータを拡大率ではなく解像度で指定するようにしました。
- ペパクラデザイナーで作成した展開図をUVマップとして持つOBJ形式ファイルをエクスポートする機能が追加されました([ファイル]-[エクスポート])
- 展開図を画像出力できるファイル形式としてBMP以外にJPEG,GIF,TIFF,PNGが追加されました。
- BMP,JPGだけでなく、PNG形式、TIFF形式の画像もテクスチャおよび画像の配置に使用できるようになりました(透過色には対応していません)。
- DXFファイルの読み込み互換性が向上しました。
- EPS形式の出力で、輪郭のパスが連結されるようになりました。
展開図の編集
- パーツの回転操作直後に、回転前と回転後でパーツの中心が一致するように移動する機能が追加されました([設定]-[各種設定]-[その他])
- グリッドを表示するオプションが追加されました([展開図ウィンドウ]-[グリッドの表示])。
- 線の色を指定するダイアログが刷新されました。
- 画像を右クリックして表示されるポップアップメニューに「プロパティ」が追加され、画像の大きさを数値で指定できるようになりました。
- 画像の四隅をドラッグした場合に、縦横比を維持したまま大きさが変わるようになりました。
- 画像を貼り付けた時に、表示しているエリアの中央に選択状態で配置されるようになりました。
- 辺の色の指定で、展開図上の任意の位置の色をスポイントで選べるようになりました(線の近くの場合は、線の色が優先されます) 。
- http://で始まる文字列はクリックするとブラウザで該当URLを開けるようにしました。
- 辺の色の指定で、「その他の色」で選んだ色をパレットの最下段に登録されるようになりました。この色はアプリケーションを終了しても保存されます。文字の色の指定でもパレットが共有されます。
- パーツをドラッグして移動するときに、「グリッドにスナップ」がオンになっていても、Altキーが押されている場合にはスナップ処理を行わないようにしました。
- パーツ回転時に、Ctrlキーを押していると45度刻みの回転となり、Altキーが押されている場合には、スナップ処理が行われないようになりました。通常の操作時は前バージョンと同じで、45度刻みの前後5度は45度刻みにスナップします。
組み立て方の確認
- 3Dモデルと展開図の対応チェックがパーツ単位で行えるようになりました。対象パーツ以外は透過表示されるようになりました。ダブルクリックで面単位で対応表示します。3Dモデルをクリックしても対応を確認できます。
- 対応する面の確認時に、マウスオーバーしている辺の接続関係を表示するようにしました。1つの辺ではなく、ひとつながりの辺のグループで接続関係を確認できます。
印刷関係
- 太い線で印刷するときにも線と線の接続が滑らかにつながって描画されるようになりました(印刷・展開図エクスポート時)([設定]-[各種設定]-[高度な設定])。
- 印刷機能の見直しを行いました。
- [用紙と印刷の設定]でユーザー定義の用紙サイズも選択できるようになりました。
その他
パーツに名前が付けられるようになりました。展開直後は「オブジェクト名」+「通し番号」に設定されます。
設定ダイアログを1つに集約し、タブで切り替えるようにしました。
[テクスチャの設定]をメニュー「3Dモデルウィンドウ」から「設定」に移動させました。
ペパクラデザイナー2では、非表示にしていたオブジェクトは展開図にしない仕様でしたが、非表示にしていたオブジェクトも展開するようにしました(展開図にしたくないオブジェクトはオブジェクトリストから削除することで対応可能です)。
組みあがりサイズの寸法表記をcmとからmmに変更されました。
サイズ変更ダイアログで、高さ、横幅、奥行き、拡大率のいずれかでサイズを指定できるようになりました(自動計算時のパーツ間隔の指定の廃止)
サイズ変更ダイアログで指定した拡大率を、規定値に設定できるようになりました。
ページ毎の複数画像をエクスポートする際に、連番も含めた正しいファイル名で上書き確認ダイアログが表示されるようになりました。
[設定]-[各種設定]-[その他]でペパクラビューワーのパスを指定できるようにしました。
3Dデータを開いた直後に「孤立辺の接合」について確認するダイアログの表示が廃止され、[各種設定]の[高度な設定]に「3Dモデルを開いた直後に互いに隣接する孤立辺を接合する」のオプションが追加されました。
ステイタスバーに現時点のパーツ数が表示されるようになりました。
ウィンドウサイズ変更後も、変更前のモデルウィンドウと展開図ウィンドウのサイズ比率が維持されるようになりました。
文字の入力ダイアログで[@]記号で始まるフォント名はフォント名一覧に含まれないようになりました。